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BSC Colum
「T」さんの目のツケドコロ

第13回
欧州白物家電メーカーに見る「欧州モデル」の競争優位について考える
第12回
企業に求められるリーダーシップについて考える
第11回
クレジットカード会社に見るコールセンターは宝の山
第10回
島根県立中央病院に見るIT活用の患者至上経営
第9回
壱番屋とシー・エス・ランバー見る顧客満足戦略の原点
第8回
新入社員にクオリティーとクオリティージャーニーを簡単に説明する方法
第7回
日本アイ・ビー・エムに見る経営ビジョンとリーダーシップ発揮の仕組み
第6回
「鬼平犯科帳」長谷川平蔵に学ぶ人材マネジメント学
第5回
凸版印刷にみるストレスマネジメント
第4回
横並び意識にみる危機管理や経営品質向上活動取り組みについて考える
第3回
「マネジメント」の意味を1分間で説明する方法
第2回
リーダシップ手法としてのコーチングとバランス・スコアカード
第1回
「きしめん」とバランス・スコアカード
 

 コーチングとはリーダーシップ手法のひとつである。人が人をコーチすることだが、スポーツの世界ではよく聞く言葉であるが、最近では、それをビジネスやプライベートなどあらゆるものに活用するものとして、コーチングという新しい職業まで出始めている。書店にも昨年末からコーチングのタイトルがついた本が数冊出始めているようだ。

 コーチというと、先輩から後輩へ、上から下へ、というイメージがあるが、コーチングとは、相手(クライアントとして位置付けられるが、部下もその一人である)と同じ立場に立ち、その人が目標を達成できるようにサポートするコミュニケーションスキルである。

 自発的な行動を引き出したり、能力を発揮させたりするこの手法は、管理職に学ばせて人材育成に役立てようという狙いもある。専門的な技術を教授するのではなく、相手のビジョンや目標を明確にし、効果的な質問や提案を投げかけて、本来持つ能力や行動を引き出すのである。

コーチング手法への関心が高まってきたのは99年ごろからで、企業の年功序列制度が大きく変わり始めたことと、管理職にもプレーイングマネジャーの能力が求められるようになったことが背景にある。

 「上意下達式に変わるコミュニケーション手法」が求められているという。コーチングはスポーツのコーチが選手を勝利に導くのと同様に、個人のさまざまな目標達成を支援するもので、90年代に米国でビジネスや私生活のコーチングが職業として確立した。

バランス・スコアカードなどを用いた方針展開や目標管理を成功裏に導入実践する場合にも、コミュニケーションとコーチングは重要な役割を担っている。

 このあたりの構図を以下にまとめた。識者からのご意見などいただければと思う。

(高橋・記、参考:「図解TQM・経営品質の高め方」新将命著・日本実業出版)


==GQF Weekly Issue on 2001-10-24== からの抜粋


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