【ISO9000:2000移行企業のためのBSC活用支援コース】
ISO9000:2000への移行がさかんに行なわれていますが、ISOを経営目的に有効に活用していらっしゃいますか?
・読まれないマニュアルを抱えている
・業績改善につながらない監査、是正処置
そして聞こえてくるのは
・ISOと実際のビジネス業務が別物であるというダブルスタンダード化
これによって貴重な時間とリソースが無駄に使われ、さらに現場の混乱を招いていませんか?
当コースは、ISOを業績改善に生かすための重要なポイント「戦略目標の共有化と展開」を、先進のバランススコアカード導入経験から生まれたオリジナルファシリテーション教育プログラムを通じて、支援して行くコースです。
コース監修は、日本フィリップス・経営品質部門の高橋義郎氏。
このコースの対象はISO9000:2000への移行を推進している企業担当者、あるいはトップマネジメント直轄の経営戦略や企画、経営品質関連の部門の方となっています。
もちろんバランススコアカード導入をめざす企業様にも最適です。
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【ISOとBSC】
ISO9000:2000では、
@組織のトップがリーダーシップと責任をもって経営のビジョンや目標を実現する方向や仕組みを明確にし
Aそれを達成するために必要な経営資源(人、モノ、金、情報など)を配分しながら顧客要求を満たす製品の生産やサービスの実現と提供ができる仕組みを作り
Bそれらの結果が顧客要求に対して良かったのか悪かったのかを顧客の視点から測定して
C継続的改善を行っていくこと
が求められています。
以上の流れは、
@経営者による戦略目標の明確化(品質を軸にした方針や財務のKPIによって表される)
A経営資源のマネジメント(目に見える資源だけでなく、戦略目標達成を可能にする組織や人材の学習と成長も含むKPIによって表される)
B製品実現の確実化(供給者を含む業務プロセス管理を示すKPIによって表される)
C顧客満足の向上(顧客の視点から見た満足度を示すKPIによって表される)
という4つの項目にまとめられ、「プロセスを基礎とした品質マネジメントシステムのモデル」としてまとめることができます。
このモデルをバランススコアカードの4つの視点と関係づけて述べれば、
資源と運用管理が<学習と成長の視点>
ビジネスプロセスとしての製品実現が<業務プロセスの視点>
顧客満足測定分析改善が<顧客の視点>
そしてそれぞれの視点の目標を達成すると<財務の視点>
すなわち経営者の責任である戦略目標の達成につながってくるのです。
【ISOを使って業績改善へ】
バランススコアカードのノウハウをうまく導入してISO9000:2000の構築と運用をサポートすることができるならば、品質方針や品質目標をバランススコアカードに落とし込んで活用、品質マネジメントシステムと戦略目標とが一致し、日常の経営活動とISO9000:2000とがうまく融合したマネジメントシステムとなるのです。
特徴
ISOや方針管理、目標管理といった既存の仕組みを生かしての経営改善の流れ構築
品質マネジメント先進企業のノウハウを生かしたコース
経営PDCAスピードアップを補完するソフトウェアとの相性の良さ
ファシリテーションコースの流れ
・BSCの理解
・BSC導入事例
・BSC導入のための現状把握(導入検討組織の考え、狙い、目的、課題など)
・BSC導入計画の提案
・導入体制・構築のサポート
・導入時のファシリテート
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